最強おつまみ選手権 in ドンキ
駅前の雑踏からこんばんは
フリー素材の「尾行に気づき後ろを振り返る不倫中の男性」です
「こんなにも冷たい目をしてる僕ですが、僕にも幸せな時間があるのです。」
それは・・・・・。
宅飲みしてる時!!!!!!!
「まるで大学生みたいな事を言うようでアレですが、友達との宅飲みってスーパー楽しくないですか?」
「わかる。」
「えっ?だれ?」
「ん・・・?俺は・・・・。」
フリー素材の「ペンを持つサラリーマン」だよ。
「どうもこんばんは。」
「ど、どうも・・・・。(すっげえムカつく顔してるな)」
「ということで今回はこの2人で宅飲みに最適なおつまみをDQNの生息地として知られるドンキホーテにて各3つずつ購入してきたおつまみの計6つの内どれが最強かを決めようかと思うよ。」
「なんか進行しだした。」
「千原ジュニアばりに俺が進行していくよ。君は大船に乗った気分でランバダでも踊っていたまえ。」
「わかりました。」
「コスパ、おつまみ力、うまさ。この3つを軸に評価を下していくらからね。これほど精密なデータは早々ないよ。是非参考にしてね。」
「参考にしてくださいね。」
「ということでスタートです。」
「お、始まったね。」
「じゃあまずは僕から紹介していきますね。」
「どうぞ。」
「まずはコチラ!!ズドン!!」
エアリアルです
「うわぁ~~~!!なんか逃げてるゥ~~~!!」
「そんなひどい事を言わないでください。いや、まぁわかりますけども。」
「そしてなんかおつまみっていうよりも友達とモンハンとかしながら食べるカンジするなぁ~。」
「いーーーや!これは全然おつまみですよ。そんな事言わずに食べてみてください。」
「まぁ食べるけども・・・・。ムシャムシャ」
「どうでしょうか?」
「ふむ・・・・・・。なるほどなるほど・・・・・。」
「悪くないでしょ?」
「悪くはねえ!!いや、むしろ良い!!良いゾ!!!」
「めっちゃ喜びますねぇ・・・・・。」
「思ったよりフワッフワでシャッコシャコして美味しい。無限にお酒飲めそうなカンジもするし。」
「食レポがクソってのは置いといて、そうでしょう!?これは僕が以前キャバクラのボーイをしてた時に1000円で「かわき」というメニューで出してたのですよ。これをイイカンジの皿にポンと入れるだけで1000円 。」
「1000円!?うそでしょ!?」
「ホントなのです。恐ろしいですよね。まぁ、よいしょしてくれる女の子が隣にいて、ギラギラしたあの空間で食べるっていうのに支払う金ですからね。仕方ないんでしょうけど。」
「今日はこれいくらで買ったの?」
「88円です。」
「うっひょーー!!!1000円の後に聞くとめちゃんこ安いいいいいい!!!コスパがすごいいいいいいいいい!いっぱい食べとこーーーーーーーーーーーーーっと!!シャコシャコシャコ」
「冷静に考えてみれば結構普通ですよ。」
「乗っかったんだからそんな事いわんでよ。」
「そんでこのエアリアルを客が食べ残した時にコソコソとキッチンでムシャムシャ食べてたんです。それが美味しかったので今回はご紹介しようかと思った次第にございます。」
「なるほどね。その「かわき」っていうメニューはエアリアルしか出さなかったの?」
「いや、色々ありましたよ。ポテチが一番無難だったのでポテチ率が高かったですかね?ポップコーン出すとめちゃんこ不評なんですけど買い出しの時にポップコーンが美味そうに見えて買っちゃうんですよねー。「今日はイケるんじゃね?うーーん・・・。ええい!ままよ!」ってカンジで。」
「まぁアレは映画館で食べるものだしね。」
「その通りでございます。映画館で食べるとめちゃんこ美味しい。でもお酒飲むとなると罰ゲームに早変わり。」
「不思議だねぇ・・・。」
「とまぁ宅飲み特有のクソどうでも良い会話に華が咲いたところで点数をお願いします。」
「そうね。点数はこんなもんかな?」
おつまみ力 :8
うまさ :8
コスパ :5
計21点
「うーーーーーむ。まぁこんなもんですかね!最初ですし!」
「いや、全然悪くないのよ。でも突き抜けてヤバいかというとそうでもない。スラムダンクで言うところの小暮くんって感じ。」
「好感の持てる雑魚ってことですね。」
「それはさすがに言い過ぎ。小暮推しの人に殺されるからやめときなさい。」
「失礼しました。」
「じゃあ次は俺が紹介するね。」
「お願いします!」
「俺が紹介するのはこちら・・・・!バスン!」
桃屋のザーサイだぁ!
「おぉぉぉ!!!これは期待できる!!」
「はい優勝。」
「正直僕もそう思います。」
「これ見つけた時に正直ズルなんじゃないかと思った。でも別にお菓子しばりじゃないしさ。いいかなって。」
「全然アリです!早速食べて良いですか!?」
「欲しがりさんだねぇ・・・。まったくスケベなんだから・・・。ほら、食べたまえ。」
「いっただきま~す!!パクッ」
「俺も食べよう。パクッ」
「ん・・・・・・?」
「あれ・・・・?」
「これ、、、、ほぼ塩じゃないですか?」
「ほぼ塩だね・・・・。」
「おつまみ力とかじゃないレベルでしょっぱい。」
「そうね・・・。1cmくらいのザーサイでご飯1杯食わないと割に合わない味してる。」
「むむむ・・・・。味そのものはさすがの桃屋って感じはするんですけどねぇ・・・・。これをアテにお酒を飲む生活続けたら塩分過多で体どっかぶっ壊しそうな気がします・・・。」
「2年あればなにかしらの病気にはなるだろうね。」
「アカンじゃないですか。」
「アカンね。」
「持ってきた本人もここまで言うってことで点数はこのくらいですかね。」
おつまみ力 :2
うまさ :2
コスパ :8
計12点
「ええええええええええ!!!!!」
「いや、妥当でしょ」
「まぁ・・・・。うむ・・・・・。妥当だけども・・・。」
「まぁ仕方ないです・・・。」
「メシを食べるためのアイテムだもんね。」
「そうですね。定食の小皿ってカンジです。」
「これで野菜炒めとかなんかひと手間があれば点数は伸びた感じはする。」
「それはダメです。」
「なんで?」
「友達と宅飲みする時はすぐにでも飲み始めたいのでそんなメンドい事してくれる良いやつはこの地球ににいないからです。」
「なるほどね。」
「わかっていただけて幸いです。」
「じゃあ俺のやつはアカンかったみたいだし、2週目いこう。」
「そうですね。じゃあ僕が出す2品目はこちらです!!!ズバーン!!」
うまい棒焼き鳥味の30本入りです。
「おぉ・・・。コスパ重視できたねぇ・・・。ていうかこの味初めてみたわ。」
「僕も初めて見ました。」
「君もかい。」
「でも焼き鳥味って美味しそうじゃないですか。きっとおつまみ力ありますよ。」
「うーーん・・・・。そうかねぇ・・・。うまい棒って別に再現度が高い訳じゃないと思うし。」
「まぁ四の五の言わずに食べてみてください!」
「そうね。わかった。モシャモシャモシャモシャ・・・・・。」
「僕も食べてみます。モシャモシャ」
「おぉーー良いじゃん!」
「うめーーーーー!!!」
「焼き鳥味っていうより焼き鳥のタレだね。」
「確かに。妙に甘ったるいけど全然アリですね。」
「しかもこの量で300円・・・・!?」
「コスパも良いいいいいいいいいい!」
「珍しく再現度が高い。なにより美味しい。」
「ただ、このスッカスカな食感は久々に食べると小学生の時の夏休みを思い出して少しだけブルーになりますね。」
「そ、そう・・・?」
「ハッシーと一緒にガリガリ君とうまい棒買ってチャリンコで駆け抜けてたことを思い出すと少しだけ死にそうになります。」
「ハッシーて誰だよ。」
「僕の友達です。」
「だからしらねーよ。」
「す、すいません・・・。」
「まぁ良いけども・・・。じゃあ点数発表ね。こんくらいかな?」
おつまみ力 :6
うまさ :4
コスパ :10
計20点
「ええええええ!!エアリアルより低いじゃないですか!!」
「いや、期待値が低い分驚きはあったんだけどトータルで考えるとエアリアルには劣るし、こんくらいかなって。」
「そう言われると何も言えないんですけども・・・。」
「説明すれば納得してくれるのね。」
「良いやつなんでね。」
「自分で言うな。」
「じゃあお次どうぞ!」
「おっしゃぁ!いくぜ!俺が選んだ2品目はコレだぁ!!バッコーーン!!」
プリングルスのピザ味だぁ!
「アメリカ人だーーー!!」
「iPhoneで革命を起こせーーー!!」
「はじゅかちぃ・・・・・//////」
「クソバカなやつは放っておいて食べてみましょう。サクサク」
「ひでえや。」
「うーーん・・・・・。思ったほどピザ感がないっ!」
「えっ?そうなんですか?サクサク」
「普通のプリングルスにほ~んのりチーズの香りがするって感じ。いや、美味しいけどね。」
「確かに。普通のプリングルスとあんまり変わらない。」
「まぁビール3万杯飲めるけどね。」
「さすがにイキりすぎだと思いますよ^^;。」
「いっちょ前に煽るのはやめなさい。」
「失礼しました。インターネットみたいな事をしたくなっちゃって・・。」
「それは仕方ないね。」
「でもホントにコレはただのプリングルスですね。すごいプリングルス味。」
「うむ・・・。美味しそうなパッケージだったからつい買っちゃったけどそうね。」
「じゃあ点数はこんくらい?ですかね。」
おつまみ力 :7
うまさ :8
コスパ :6
計21点
「納得の点数。」
「プリングルス自体がおつまみ力高いですし。このくらいの点はとれちゃいますよね。」
「そうね。変なハードルがあっただけでコイツはやる奴だから。さながら人造人間16号。」
「そのたとえは正しいのか・・・?まぁDBトータルで見れば大したことないけどそこそこ強いな感じはあるかもしれませんが。」
「でもセルにはフルボッコなのよねぇ・・・。」
「じゃあそろそろそんなセルさんを出しちゃいましょうかねぇ・・・。」
「おっ。めっちゃイキるじゃん。」
「そらイキりもしますよ・・・。なんたって僕の三品目はコレですからねぇ・・・。」
出てこい!おつまみ界のセル!!
ニューコンミートだぁ!!!
「おっ。出た!コンピーフの劣化版!」
「悪いとこを切り取らないでください。」
「でも正直そんな味は変わらないような気がしてるよ。」
「まぁわかります。どっちも美味しいから安い方でいいかな、みたいな。」
「そうそう。それそれ。」
「ということでこの後に何が出てこようと完全に優勝は間違いないカンジしますが一応実食しましょう。」
「俺がブウをまだ残してるということも知らずによく言うよ・・・。フッ」
「おっ、ラスボス感出してきてる。一応期待しときますね。」
「期待しとけ。」
「ということで食べましょう。モグモグモグ」
「そうね。モグモグモグ」
「んめえーーーーーーー!!!!!!」
「うめえゾーーーーーーーーーー!!」
「いや、そら美味いですよね。これだけでハイボール無限に飲める。」
「そうね。3万リットルくらい飲めるね。」
「これはイキってない。ホントに飲めますし。」
「しかもこれってすっごい肉がミッチミチに入ってるから割と多いよね。」
「そうなんです。箸でつかんで皿にいれると割と沢山あるんです。」
「幸せ過ぎ。」
「ホントに最高ですね。これにマヨネーズでもぶっかけたらもうね・・・。」
「ハイボール6万リットルいける。」
「いけちゃいますねぇ!!!最高だぁ!!」
「極上の快楽がそこにはある。」
「150円で買える快楽。」
「えっ。そんな安いの?」
「これは4つセットで600円くらいでドンキで売ってたヤツなので、1缶あたりそのくらいかなって。思ったのです。」
「マジかよ。この味でコスパ良いのかよ。」
「最高なのです。割高になっちゃうけど大抵のコンビニでも買えますしね。」
「どこでも買えるってのは便利だね。」
「お手軽だし、くそほど美味いし、割りかしコスパも良い。これはセルと言ってもなんら差し支えないでしょう。」
「そうね・・・・。でも俺にはブウがいるのよ・・・・。」
「あぁ・・・。そんな事言ってましたね。でも正直これは僕の人生でたどり着いた宅飲みの最適解なのでこれを超えることはムリかと思いますよ。」
「イキるねぇ~」
「じゃあとりあえず点数つけてください。」
「まぁこんなもんかな。」
おつまみ力:9
うまさ :10
コスパ :7
計26点
「妥当。」
「でも俺はコレを超えちゃうのよ。」
「ほぼ満点なんだからムリじゃないですか?」
「いや、超えるね。」
「そ、そうですか・・・・。」
「じゃあ俺が紹介する三品目いくぜ!!それは・・・・。」
ゴマドレ!!
「は?」
「ん?」
「ゴマドレ・・・・?」
「うん。」
「これを飲むの?」
「いや、飲まないよwww。」
「あ、なんだ・・・。これをなにかにかけるってことですか?それなら別によかったーー。びっくりしちゃいましたよぉ~。」
「舐める」
「ん?」
「いや、だから舐める。」
「え?」
「ん?だからペロッて」
「はぁ・・・・。」
「じゃあ実食いってみよー!」
「いきません。点数発表です。」
おつまみ力 :2
うまさ :2
コスパ :2
計6点
「おいいいいいいいい!!!」
「散々ハードル上げといてこれはさすがにないでしょ。」
「いや、マジで!これマジなんだって!」
「じゃあもう点数出ちゃったけどひと舐めしますね。ペロッ」
「どうだい?」
「想像通りの味ですね・・・。」
「美味しいってこと!?」
「クソマズイって言ってるんだよーーーーー!!」
「ひえっ」
「これで酒飲むやつはいません。なぜなら病気になってすぐ死ぬから。」
「そ、そうか・・・。」
「というとこで優勝作品の発表といきましょう。」
「は、はい・・・。」
「優勝作品は・・・・・ズバリ・・・・。」
「おぉ・・・・?」
「ニューコンミートです!」
「わーーーー!」
「いえいえいーー!!!」
「まぁ美味しかったしね。」
「めちゃ美味しかった。」
「そうね・・・。」
「なんで不服そうなんですか?」
「ゴ、ゴマドレ・・・・。」
「ん?」
「なんでもないです・・・・。」
「わかってくれれば良いんですよ。次から気をつけてくださいね。」
「はい・・・。」
「ともかく優勝が決定したので、今後宅飲みをする際はニューコンミートを買いましょう!確実に幸せになれます!」
「それは間違いない。」
「ということで終わりです」
「ありがとうございましたー!」
「次回は最強おつまみ選手権 in 業務スーパーで会いましょう!ではさようなら!」
P,S,
最後に物は試しと思ってニューコンミートにゴマドレをかけて食べました。そしたらニューコンミートにゴマドレをかけた味がしました。
ゴマドレがいなければ美味しいのになって
そんな事を思いました。