色々なハナCity

色々な話をしています。

寝ても覚めてもガストが好きというハナシ。

皆さんには大切なもの、もしくは愛してるものってありますか?

僕にはあります。

 

 

そう

 

 

それはガストです。

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狂おしい程に愛しい存在、ガスト。

昼下がりのコーヒーブレイクをいかんなく楽しませてくれる母のような愛を持つガスト。

時には厳しく日替わりスープのくそっぷりを教えてくれる父のような威厳を持つガスト。

 

持ち帰りなんかでは僕は満たされない。

僕はあの場所で食事を堪能したいのだ。

 

クーポンはもう長らく使っていないが高校時代はフルに活用していた。

 

大学生になったある日、宅配ガストを活用したが、幸せとは程遠かった。

やはりあの店内でドリンクバーを片手に食べるハンバーグが最高だったのだ。

 

ガストの思い出を語ろうとすると3千年あっても足りないくらいだ。

それくらいに僕はガストが大好きだ。

 

 

僕は考えた。

なぜガストはあんなにも素敵なのだろうかと。

 

 

最初にこの愛に気づいたのは・・・そうだ・・・・。

 

 

 

----2007年

 

 

 

それは2007年まで遡る。

当時の僕は入学した高校になじめずに居た。

 

それもそうだ。

 

僕はひどく頭が悪かった。

それ故にスーパーアホ高校への進学を選択するより他なかったのだ。

 

クラスメイトは二極化していた。

1つは眉毛があるのかないのかわからないヤンキー

2つはよくわからない言葉を使いこなし意思の疎通を図り合うキモオタ

 

アホ高あるあるなのだろうが、この2つの人種しかクラスには居なかった。

クラスは完全に分断されており、この2つの派閥が交わることは無かった。

 

どちらでも無かった僕は孤立した。

16歳にして初めて感じた孤独はひどく苦しいものだった。

 

慣れない生活、ギスつくクラスメイト、居場所のない教室

僕を追い込むには十分すぎる環境だった。

 

苦しさから逃れるべく、僕は中学時代の友人と顔を合わせ、ガストで語らう事が日常となっていった。

 

水曜日の天使。

 

当時の僕は「ガストにいく日」をそう表現していた。

 

どんなにクラスで孤立しようと、毎週訪れる水曜日の天使が僕を優しく包んでくれる。

例えこの身が業火に焼かれようとも。

僕は幸せでいられた。

笑顔でいられた。

 

しかしそんな幸せは長くは続かない・・・。

 

あろうことか、クラスのヤンキーグループの長である山下くん(仮)に僕は呼び出されてしまったのだ。

それもトイレに・・・。

 

放課後になり僕はトイレへと向かう。

トイレはヤンキー達の喫煙所となってしまっているため近づくにつれタバコ臭いがひどくなる。

 

「このままトイレにたどり着かなければいいのに・・・。」

突如としてテロリストが学校へ侵入してきてパニックになり、全てが無かったこととなれば・・・。

そんな浅はかな事を僕は本気で願っていた。

 

しかしそんな願いが叶うことは無かった。

 

たどり着いたトイレでは山下くんがタバコを吸っていた。

そして僕にこう言う。

 

 

「おまえ、いくらでしゃぶれる?」

 

 

血の気が引いたのを今でも明確に思い出せる。

頭を流れる血液が足へと降りていき、酩酊状態のような脳の異変を感じた。

あまりのパニックに僕は言葉を吐き出せずにいた。

 

 

すると山下くんは苛立った声でこう言った。

 

「だからぁ!いくらでしゃぶれるんだって!言ってんだよ!」

 

ひぃ・・・。

 

声に出ていた。

僕はあまりの恐怖に「ひぃ」という情けない声が漏れていたのだ。

 

そこからの記憶はない。

おそらくあまりの体験に脳が記憶の削除を実行したものだと考えられる。

 

覚えているのはトイレから出た時に僕の口から流れ出る白いなにか。

 

これが何なのかはわかっていたが、僕はわからないフリをした。

そして廊下の窓を開け、その白いなにかを吐き出した。

 

その日は水曜日では無かったのだが帰りに一人でガストに行った。

僕が注文したのはチーズインハンバーグ。

 

ナイフをいれるとトロっとしたチーズが溢れてくる。

いつもだったら食欲をかきたてる光景だが、その日の僕はそれを見て自分の下腹部が熱くなるのを感じた。

 

程なくして、僕は手も触れずに果てた。

 

あの日、放心状態で食べたチーズインハンバーグの味は最高だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ全部ウソなんですけどね。

 

 

 

 

なにはともあれガストは最高ってこと。

 

んじゃ!

バイ! シュタッ!

 

 

 

 

ホントに少しだけしゃぶられた話は以下のリンクからどうぞ。

知らないおじさんに少しだけしゃぶられた話 - Yoshiaki's thought

yoshiakirapsinger.hatenablog.com